勝つ為のミドルキック②
前回、ミドルキックを
「牽制する際に使うといいですよ〜!」
という事を書きました。
「勝つ為のミドルキック①」👇
https://daijobuda.hatenablog.com/entry/2020/06/24/201749
ミドルキックは、中段前蹴り
よりも躱された際に身体を
一回転させやすく、
相手の攻撃への対処がすぐに
できます。
しかし、ミドルキックを使う
のであれば
「ミドルキックで一本勝ちしたい!」
また、
「ミドルキックってどうやって
蹴ればいいの?」
などの希望や疑問があるかと
思います。
ですので今回は、
「破壊的なミドルキックの蹴り方」
について書いていきます。
「破壊的なミドルキック」は
2つの要点で構成されていて、
それは、
「パワー」と「スピード」です。
正確には、
パワー✖️スピード
です。
「あれ?お前それローキック
のときにも言ってなかったか?」
って思いましたか?(^^;;
でも、ローキックとミドルキック
では技の「出力」の出し方が
異なります。
まず、「パワー」を上げる事。
蹴り技にスピードがあり
攻撃が相手にヒットしても
パワーが無ければ、技を
撃つ意味はあまりないですよね。
「破壊的なミドルキック」を
構成しているのは、
「弁慶の泣き所」で蹴ることです。
過去の記事、
「知らなければ損する…!
効かせるローキックの蹴り方①」
にて、効かないローキックと
効くローキックの違いの一つと
して、
弁慶の泣き所で蹴る事(脛蹴り)
について説明しました。
パワーについての大まかな要点
は、ミドルキックもローキックも
変わりません。
むしろ種類の違う蹴り技でも、
「脚のどの箇所で蹴るか」を
統一させて練習する事で
脛蹴りをより自身の身体に
浸透させられるので、
無意識に弁慶の泣き所で蹴る事
ができるようになります。
また、蹴る際には膝を腰の下
くらいの高さまで上げてから
ミドルキックを放つと
パワーが集約され
技の威力が上がります。
逆に、地べたから真っ直ぐ
相手の横腹に膝が伸びたままの
「つまようじ」みたいな
ミドルキックは、
パワーも出ないですし
見栄えが悪いです…。
さらに言うと、自身の怪我の
リスクも上がります。
あれ?ローキックの効かせ方
と似てますよね?
もう一度書きますが、
ローキックとミドルキックの
「パワー」を上げる要点は
ほとんど同じです。
しかし、「スピード」を上げる
要点ついては、ローキックとミドル
キックでは
若干の違いがあります。
ですが、その若干の違いは
案外言われないと分からない
もので、その違いを理解する
しないでは「ミドルキックの質」
で雲泥の差ができ、
「破壊的なミドルキック」を
習得できるかできないか、
明暗を分けます。
次回の記事で、ミドルキックの
「スピードの上げ方」について
書いていくので、
まずは、「パワーを上げる
要点」を再度認識・練習の際に
意識をしてローキックの練習と
並行して行ってください。
ミット蹴りでも、乱取り(組手)
練習でも構いません。
今すぐ、練習メニューに
練り込んでください!