勝つ為のミドルキック①
前回までは、3つの記事に渡って
「効かせるローキック」について
書きました。
今回は、試合で使うミドルキック
について書かせていただきます!
ミドルキックは、ローキックや
中段前蹴りといった蹴り技と
比べて
比較的技を使うタイミングが難しい
と個人的に思います。
「だったら他の蹴り技教えろよ!!」
とか思われてますか?(^^;;
プラス思考になってみましょう!
使うタイミングが難しいなら、
使うタイミングを理解できたら
心強い武器になります!
僕はミドルキックを、
相手が間合いを詰めてこようと
した際に放ってます。
つまり「牽制」です。
ですが、間合いを詰められたくない
が為に蹴り技を使うなら、
ミドルキックより中段前蹴りの方が
いいという方もいらっしゃいます。
一理あると思います。
中段前蹴りはミドルキックに比べ、
予備動作が少ない為、
自分の思考と技の発動までの
タイムラグが短いです。
ですが、中段前蹴りは
蹴り脚を受けずに躱された際に
相手に対して大きな隙を与えて
しまうというデメリットがある
と、僕は考えています。
ミドルキックであれば
躱されたり、蹴り脚を流されても
遠心力をつかって身体を素早く
回せば、瞬時にガードを構える
事ができ相手の攻撃に対処できます。
僕も実際に使っていて、
ミドルキックを躱された際には
身体を一回転させて次の
相手の攻撃に備えています。
体感ですが、身体を一回転させて
いる時は相手もどこを狙えばいい
か、瞬時に判断がしにくく
間合いを詰めてこようとしなかった
ので、体勢を立て直しやすく
防衛行動としても、
とても重宝しています。
ミドルキックを躱された際、
身体を一回転させる動きを
しなくても体勢を整え直すのは
簡単そうで意外と難しく、
この動きができるようになれば
また一歩、勝利へと近づくことが
できるでしょう!
逆にそういった動きができないと、
相手はその隙を突いてくるでしょう
し、自身もうまく攻め立てる事が
できなくなってしまうと思います。
・ミドルキックを「牽制」で使う事
・躱された際は身体を一回転させ
体勢を整え直す事
この2点を意識して、
普段のミドルキックの練習に添えて
みるだけで、
練習の密度は上がります。
今すぐ、意識してミドルキックの
練習をしましょう!
では、そんなミドルキックを
「どうやって蹴るの?」
また、
「ミドルキックで一本勝ちしたい!」
と思っている方もいるかと思います。
次回は、「破壊的なミドルキック」
について書いていきます。