知らなければ損する…!効かせるローキックの蹴り方③
ローキックの効かせ方について
書かせていただく、最後の記事
です。
「効かせるローキックの蹴り方」
①👇
https://daijobuda.hatenablog.com/entry/2020/06/21/053223
②👇
https://daijobuda.hatenablog.com/entry/2020/06/22/173342
Part①.②では、
・「弁慶の泣き所」で蹴る
・「重心を下げる」、その為には
軸足の膝を曲げる🦵
・「軸足の爪先は蹴りの進行方向に
向ける」
という、効かせるローキックを放つ
際の要点について書いてきました。
この3点を身につけてるか、
付けてないかでは
ローキックの「パワー」に
雲泥の差が生まれます。
では、何が足りないのか。
「蹴るスピード」です。
いくら破壊力ある攻撃も、
ゆーっくり繰り出していたら
当然、避けられてしまいます。
こちらが1つの攻撃をしている
間に、相手に隙を与えているよう
なもので、
防がれるだけならまだしも、
カウンターを喰らってしまえば
試合の流れが相手に向いて
しまいます。
これでは、ローキックを使う
メリットよりもデメリットの方が
圧倒的に多くなってしまいます。
使うなら、出来るだけ相手に
有効な技がいいですよね。
「蹴るスピード」を上げる為に
必要な事は2つあります。
1.ローキックを蹴る際、膝を
上げる事
2.蹴り脚側の腕を、蹴りの進行方向
と真逆に振る事
ローキックのスピードを上げる為
にはまず、振り下ろす事が大切です。
ボールを下から上に投げるより、
上から下に向けて投げた方が
ボールの加速が速いです。
当然、重力が働いているからです。
ローキックも同様で、
足が着地している高さから
相手の横膝上に向けて蹴るより
あらかじめ膝を自分の腰の横ほど
までに上げてから、振り下ろした
方が蹴りのスピードが速くなります。
また、膝を上げるという
ルーティーンはフェイントにも
使えます。
ミドルキック…と見せかけて
ローキックを放てたりします。
参考までに、書いておきます^ ^
次に必要なのは
「蹴り脚側の腕を、蹴りの進行方向
と真逆に振る事」です。
よく初心者や実戦経験が無い方に
見られがちですが、
蹴り技を放つ際、両腕がガードの
構えのままだったり、
もしくは、ガードの構えすら
疎かにしちゃってたりしてるのを
よく見ました。
これは、かなり勿体ないです!
確かにガードの構えは空手に限らず
、どの格闘技でも重要です。
ですが、蹴り技を放つ際に
両腕でガードしていたら
視野が狭まり、相手の動きが
視えなくなり「相手がどんな仕草
(モーション)をしているか」など、
視覚からの情報が少なくなって
しまいます。
ローキックを蹴る際は、
蹴り脚の進行方向と真逆に
蹴り脚側の腕を振ることで、
遠心力を利用した素早い蹴りが
生まれます。
逆に、軸足側の腕は
ガードの構えを解かないでください。
実際に相手の攻撃を防いだり、
カウンターを警戒する役割を
担っています。
今回書いた、「ローキックの放つ
スピード」を上げる為の要点ですが
ローキックのみならず、
ミドルキック、ハイキックを放つ際
にも蹴るスピードを格段に上げてく
れます。
繰り返し、練習しましょう!
僕も、始めたての頃は
なかなかこの動きに慣れません
でしたが、
反復練習をしていくと
動きが身体に染み込み、違和感
が無くなり、素早いローキック
が蹴れるようになり
試合でよく有効なダメージを
与える事ができ、勝率が右肩上が
りになって行きました。
以上で、「効かせるローキックの
蹴り方」については終わりです。
パワーとスピードを兼ね備えた
ローキックを身につける為には、
「効かせるローキックの蹴り方
①〜③」で書いた要点を配合して
反復練習してください。
「思いたったが吉日、その日以降
は全て凶日」…とは若干ニュアンス
が違いますが、
新たに蓄えた知識は、
すぐに行動に移す事が大切です。
今すぐ、効かせるローキックの
練習をしましょう!