相手を飛ばし、沈める中段前蹴り②
「相手を飛ばし、沈める中段前蹴り①」
の続きとなります!
Part①はこちら👇
https://daijobuda.hatenablog.com/entry/2020/07/01/182151
前回、指先を意識するようにと
記事で書きましたが
ただ指先だけを意識しても
蹴りの「当て方」を間違えば
突き指等の怪我のリスクが
高くなり、試合どころでは
ありません。
逆に、前蹴りの当て方を
正しくする為に
どのように技を繰り出せば
良いかを理解すれば、
怪我のリスクを回避し
試合に集中できます!
では、どのようにして前蹴り
を繰り出せばいいか…。
前蹴りを蹴る際、
膝を腰の高さ程まで、自身の
身体の前に持ち上げてから
突き出すように蹴りだして
ください。
そうすることで怪我に
怯えずに、更には
威力が高く、相手を後ろに
飛ばす前蹴りにまた
一歩近づく事ができます!
「なんで、威力まで上がると
言い切れるんだよ!」
と思われたことでしょう…(^^;;
膝をあらかじめ持ち上げる動き
には、前蹴りの「加速」を
速める要素が含まれています。
膝を持ち上げる反動を利用して
身体の重心を蹴り脚に込める
ことができるからです!
蹴り脚のみに力を入れて蹴る
より、身体の重心を預けた蹴り
の方がパワーで勝るのは
当然のことです。
ローキック、ミドルキックの記事
でも紹介した、
「蹴り脚側の腕を蹴りの方向と
真逆に振る」
という要素をミックスすると、
前蹴りのパワーとスピードを
更に飛躍させてくれます!
今回の記事で
紹介した中段前蹴りの要素
・前蹴りを放つ際、蹴り脚の
膝を腰の高さまで持ち上げて
る事
・蹴り脚の膝を持ち上げてから
相手に向かって真っ直ぐ突き
出すようにする事
・蹴り脚側の腕を真後ろに振って
遠心力を利用する事
以上の3点と、
前回の記事で紹介した要素を
ミックスして
前蹴りの基本練習の際に
「蹴り脚だけでなく、技を使う際
の身体の使い方を意識」
して練習に取り組んでください!
そうすることで、
相手との間合いを制し、尚且つ
相手を沈める一撃を手にすること
ができます。
「間合いを制す者は、試合を制す」
頑張ってください!!