一撃必殺の極意①
空手で一撃必殺といえば、
一本勝ちです。
試合で一本勝ちしたら、
カッコいいですよね…!
どんな技が、一番一本勝ち
してると思いますか?
『ハイキックでしょ!?』
しかし、
『そんなハイキックを
どうやって蹴るんだ…』
『ハイキックは蹴らなくても
いいんじゃないの?』
などと、考えている方も
いらっしゃるかもしれません。
ハイキックを上手く蹴れる事は、
自分の持ち武器が一つ増える事
でもあります。
持ち武器の中でも試合を決定
づける…
「リーサルウェポン」
とでも言っておきましょう!
ハイキックは、頻度こそ
多く蹴りはしませんが
相手のガードが下がった時に、
強い一撃を蹴れるようになれば
試合を制します。
逆に、ハイキックを会得して
無ければ
せっかくのチャンス(相手の隙)
を無駄にしてしまう…
なんとも勿体ない事をしている
ようなものなので、
是非このブログで紹介する
要点を肝に銘じてください!
ハイキックを蹴る際の要点は、
・蹴りの軌道を最短距離にする事
・軸足の爪先は、自身から見て
真横に据える事
・蹴り脚の、足の甲を相手に
当てる事
・腰を落とし、腰を入れる事
+α
以上の4点と+αです!
まずは、
「蹴りの軌道を最短距離にする事」
この要素はミドルキックや
前蹴りとは違い
ハイキックならではです。
当然のことですが技に
スピードが無いと、
どんなにパワーを秘めた攻撃も
相手に躱されますよね…(^^;;
ハイキックは、
ローキック・ミドルキック
中段前蹴りに比べて
蹴りを繰り出してから
相手にヒットするまでの
時間が掛かります。
そこで、蹴りの軌道を最短の
直線上でハイキックを繰り出
すことで
相手にハイキックが
当たる確率がグーンと
上がります!
他の蹴りの記事で書いた
「蹴り脚の膝を意識する事」
では、
膝も持ち上げる反動を
スピードに変換する事で
技のスピードを上げると
書きましたが、
ハイキックの場合は、
足の裏の爪先で地面を思い切り
蹴って
地面から相手の顔面まで
一気に加速させる
イメージを持ってください!
基本練習では、
膝を持ち上げてからハイキック
を繰り出している道場が
多いですが、
実践で使うハイキックの
練習は、とにかく
「蹴り脚を最短距離で素早く
動かす事」
を意識して
「膝を最短距離の軌道上に
持ち上げてからハイキックを
蹴る」
動作を反復練習しましょう!