一撃必殺の極意②
前回の記事
「一撃必殺の極意①」
の続きとなります。
前回の記事はこちら👇
https://daijobuda.hatenablog.com/entry/2020/07/06/010805
前回からハイキックについて
書いていますが、
正直言って
ハイキックを蹴るときは、
片足状態+蹴り脚を上に
上げている為
身体が不安定になります。
身体の軸がブレてしまうと、
ハイキックの威力はもちろん
ガードや足腰も不安定になり、
ただ相手に
ボーナスタイム
を与えるだけになっちゃいます…。
逆に、身体がガッチリ安定
してハイキックを繰り出す
ことが出来るようになれば、
蹴り脚と相手の動きに集中する
ことができ、
ハイキックが決まる確率
一気に大きくなります!
では、どうすれば安定した
ハイキックを蹴ることができる
でしょうか…?
ハイキック中の身体の軸を
安定させるポイントは、
足腰にあります!
正確には、
「軸足」と「腰」です。
ハイキックを安定して蹴る為の
要素は2つ!
・軸足の爪先は真横に据え
膝を曲げる事
・蹴りの際に腰を落とし、
腰を入れる事
まず、軸足の爪先を自身から見て
真っ直ぐにした状態でハイキック
を出してみましょう。
身体が左右にブレます…。
例え、体幹が良くても
相手から身体や脚に攻撃を
もらえば、
此方は大きく揺さぶられ
当たりどころが悪ければ
コケてしまいます。
此方がダメージを感じてなく
とも、審判の方からすると
印象は良くないですよね…(^^;;
軸足の爪先を自身から見て
真横に据え、更に
軸足の膝を少し曲げる事で
左右の揺さぶりに強くなり
ハイキックを完結できる確率
が高くなります!
ハイキック中の左右の攻撃への
耐性はこれで付きます。
では、前後の揺さぶりは
どうしましょうか…
軸足は安定しましたが、
上半身が浮いていては
ハイキック中に
突きや前蹴りをもらった際に
相手の間合いに
身体を持っていかされて
しまいます。
そこで、腰を落として
ハイキックを蹴ってみると…
身体の重心が下がり、前後の
揺さぶりに強くなるんです!
技のパワーをつけても、
技自体が相手に当たらなければ
意味がありません。
その為には、
「どうすれば攻撃が安定するか」
がキーポイントになります。
今回の記事で紹介した2つの要素と
前回の記事で紹介したハイキック
の要素をブレンドし、
蹴り脚側は、「膝をハイキックの
最短距離の軌道上に持ち上げる
動作」
軸足側は、「爪先を自身から見て
真横に据え、膝をクッションの
ように曲げる動作」
腰は、「少し空気椅子をする
イメージを持ちながら落とす
動作」を
同時進行で行えるようになる
まで反復練習しましょう!
練習は、
時間より密度です!
考えながら、意識しながら
練習してください。
次回は、ハイキックのパワー
のメカニズムについて書いて
いきます。