勝つ為のミドルキック③

前回書いた、

「破壊的なミドルキック」について

の続きになります。

 

「勝つ為のミドルキック②」👇

https://daijobuda.hatenablog.com/entry/2020/06/26/021033

 

「破壊的なミドルキック」を

構成している「パワー」は、

 

・弁慶の泣き所で蹴る

・膝を腰の横まで持ち上げで蹴る

 

という事を意識すれば、格段に

上がるという事を前回書きました。

 

しかし、パワーが載ったミドル

キックですがスピードが遅いと

 

当然相手に躱されてしまい

余計な隙を与えてしまいます…。

 

「パワー」✖️「スピード」

 

が、「破壊的なミドルキック」

要素です。

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どちらか一つが欠けてしまっては、

半端な技となりミドルキックを使う

メリットがなくなってしまいます。

 

ですので、今回は「スピード」

出す方法について書いていきます。

 

「効かせるローキック」のスピード

を出す要素のひとつとして、

 

「蹴り脚側の腕を、蹴り脚の

 進行方向と真逆に振る事」

 

を挙げました。

 

この要素は、ミドルキックの

スピードを出す為にも必須です。

 

蹴り脚側の腕を、蹴り脚の

進行方向と真逆に振ることで

 

遠心力を働かせて、

蹴り脚のスイングを速くする

ことができます!

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ミドルキックの「スピード」

出す2つ目の要素は、

 

「腰を入れること」

 

です。

 

正直、腰を入れる事がこの

「破壊的なミドルキック」の

『ミソ』だと思ってます。

 

『腰を入れるってなんだよ…』

って思われちゃってますよね…(^^;;

 

ミドルキックを蹴る際

腰が引けていたら、

 

脚のスイングが小さくなり、

スピードの伸びが無くなります。

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実際に試してみるととても

わかりやすく、

ぎこちない蹴りになると思います。

 

蹴りにくく、これでは

勝てる試合にも勝てなくなります。

 

腰を入れるというのは、

ミドルキックを放つ際に

腰を体の内側に捻る事です。

 

つまり、蹴り脚よりも

 

「腰を先行して動かす」

 

ということです!

 

実際に今やってみてください!

 

これに関しては、言葉で伝える

より自身で違いを感じたほうが

伝わりやすいです。

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ちょっと崩れた言葉使うけど、

すんげぇスムーズに蹴れると

思います!

 

ちなみに、腰を先行する動きは

自身が相手に技を当てる箇所、

 

ミドルキックの場合は

弁慶の泣き所にパワー伝わり

易くなるように、

 

蹴り技のみならず、突き技を

撃つ際にも意識することで

技のパワーを底上げします!

 

ひとつひとつの攻撃の威力が

上がることで、試合を優位な形で

進めることができますよ!

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インプットした知識は、

すぐに実践してください!

 

少しずつ、自分の技が良い方向

に変わっていくことが楽しく

なっていきますよ。

 

次回の記事で、ミドルキックの

「スピード」を上げる要素に関して

は、最後となります。

 

何事も、楽しまないと続かない。

勝つ為のミドルキック②

前回、ミドルキックを

「牽制する際に使うといいですよ〜!」

という事を書きました。

 

「勝つ為のミドルキック①」👇

https://daijobuda.hatenablog.com/entry/2020/06/24/201749

 

ミドルキックは、中段前蹴り

よりも躱された際に身体を

一回転させやすく、

 

相手の攻撃への対処がすぐに

できます。

 

しかし、ミドルキックを使う

のであれば

「ミドルキックで一本勝ちしたい!」

 

また、

「ミドルキックってどうやって

 蹴ればいいの?」

 

などの希望や疑問があるかと

思います。

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ですので今回は、

「破壊的なミドルキックの蹴り方」

について書いていきます。

 

「破壊的なミドルキック」は

2つの要点で構成されていて

 

それは、

「パワー」と「スピード」です。

 

正確には、

パワー✖️スピード

です。

 

「あれ?お前それローキック

 のときにも言ってなかったか?」

 

って思いましたか?(^^;;

 

でも、ローキックとミドルキック

では技の「出力」の出し方が

異なります。

 

まず、「パワー」を上げる事。

蹴り技にスピードがあり

攻撃が相手にヒットしても

 

パワーが無ければ、技を

撃つ意味はあまりないですよね。

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「破壊的なミドルキック」を

構成しているのは、

 

「弁慶の泣き所」で蹴ることです。

 

過去の記事、

「知らなければ損する…!

 効かせるローキックの蹴り方①」

 

にて、効かないローキックと

効くローキックの違いの一つと

して、

 

弁慶の泣き所で蹴る事(脛蹴り)

について説明しました。

 

パワーについての大まかな要点

は、ミドルキックもローキックも

変わりません。

 

むしろ種類の違う蹴り技でも、

「脚のどの箇所で蹴るか」を

統一させて練習する事で

 

脛蹴りをより自身の身体に

浸透させられるので、

 

無意識に弁慶の泣き所で蹴る事

ができるようになります。

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また、蹴る際には膝を腰の下

くらいの高さまで上げてから

 

ミドルキックを放つと

パワーが集約され

技の威力が上がります。

 

逆に、地べたから真っ直ぐ

相手の横腹に膝が伸びたままの

 

「つまようじ」みたいな

ミドルキックは、

 

パワーも出ないですし

見栄えが悪いです…。

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さらに言うと、自身の怪我の

リスクも上がります。

 

あれ?ローキックの効かせ方

と似てますよね?

 

もう一度書きますが、

ローキックとミドルキックの

 

「パワー」を上げる要点は

ほとんど同じです。

 

しかし、「スピード」を上げる

要点ついては、ローキックとミドル

キックでは

 

若干の違いがあります。

 

ですが、その若干の違いは

案外言われないと分からない

もので、その違いを理解する

 

しないでは「ミドルキックの質」

で雲泥の差ができ、

 

「破壊的なミドルキック」を

習得できるかできないか、

明暗を分けます。

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次回の記事で、ミドルキックの

「スピードの上げ方」について

書いていくので、

 

まずは、「パワーを上げる

要点」を再度認識・練習の際に

意識をしてローキックの練習と

並行して行ってください。

 

ミット蹴りでも、乱取り(組手)

練習でも構いません。

 

今すぐ、練習メニューに

練り込んでください!

勝つ為のミドルキック①

前回までは、3つの記事に渡って

「効かせるローキック」について

書きました。

 

今回は、試合で使うミドルキック

について書かせていただきます!

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ミドルキックは、ローキックや

中段前蹴りといった蹴り技と

比べて

 

比較的技を使うタイミングが難しい

と個人的に思います。

 

「だったら他の蹴り技教えろよ!!」

とか思われてますか?(^^;;

 

プラス思考になってみましょう!

使うタイミングが難しいなら、

 

使うタイミングを理解できたら

心強い武器になります!

 

僕はミドルキックを、

相手が間合いを詰めてこようと

した際に放ってます。

 

つまり「牽制」です。

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ですが、間合いを詰められたくない

が為に蹴り技を使うなら、

 

ミドルキックより中段前蹴りの方が

いいという方もいらっしゃいます。

 

一理あると思います。

中段前蹴りはミドルキックに比べ、

予備動作が少ない為、

 

自分の思考と技の発動までの

タイムラグが短いです。

 

ですが、中段前蹴りは

蹴り脚を受けずに躱された際に

 

相手に対して大きな隙を与えて

しまうというデメリットがある

と、僕は考えています。

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ミドルキックであれば

躱されたり、蹴り脚を流されても

遠心力をつかって身体を素早く

 

回せば、瞬時にガードを構える

事ができ相手の攻撃に対処できます

 

僕も実際に使っていて、

ミドルキックを躱された際には

 

身体を一回転させて次の

相手の攻撃に備えています。

 

体感ですが、身体を一回転させて

いる時は相手もどこを狙えばいい

か、瞬時に判断がしにくく

 

間合いを詰めてこようとしなかった

ので、体勢を立て直しやすく

 

防衛行動としても、

とても重宝しています。

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ミドルキックを躱された際、

身体を一回転させる動きを

しなくても体勢を整え直すのは

 

簡単そうで意外と難しく、

この動きができるようになれば

 

また一歩、勝利へと近づくことが

できるでしょう!

 

逆にそういった動きができないと、

相手はその隙を突いてくるでしょう

し、自身もうまく攻め立てる事が

 

できなくなってしまうと思います。

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・ミドルキックを「牽制」で使う事

・躱された際は身体を一回転させ

 体勢を整え直す事

 

この2点を意識して、

普段のミドルキックの練習に添えて

みるだけで、

 

練習の密度は上がります。

今すぐ、意識してミドルキックの

練習をしましょう!

 

では、そんなミドルキックを

「どうやって蹴るの?」

 

また、

「ミドルキックで一本勝ちしたい!」

と思っている方もいるかと思います。

 

次回は、「破壊的なミドルキック」

について書いていきます。

知らなければ損する…!効かせるローキックの蹴り方③

ローキックの効かせ方について

書かせていただく、最後の記事

です。

 

「効かせるローキックの蹴り方」

①👇

https://daijobuda.hatenablog.com/entry/2020/06/21/053223

②👇

https://daijobuda.hatenablog.com/entry/2020/06/22/173342

 

Part①.②では、

・「弁慶の泣き所」で蹴る

・「重心を下げる」、その為には

  軸足の膝を曲げる🦵

・「軸足の爪先は蹴りの進行方向に

  向ける」

 

という、効かせるローキックを放つ

際の要点について書いてきました。

 

この3点を身につけてるか、

付けてないかでは

ローキックの「パワー」に

雲泥の差が生まれます。

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では、何が足りないのか。

 

「蹴るスピード」です。

 

いくら破壊力ある攻撃も、

ゆーっくり繰り出していたら

当然、避けられてしまいます。

 

こちらが1つの攻撃をしている

間に、相手に隙を与えているよう

なもので、

 

防がれるだけならまだしも、

カウンターを喰らってしまえば

試合の流れが相手に向いて

しまいます。

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これでは、ローキックを使う

メリットよりもデメリットの方が

圧倒的に多くなってしまいます。

 

使うなら、出来るだけ相手に

有効な技がいいですよね。

 

 

「蹴るスピード」を上げる為に

必要な事は2つあります。

 

1.ローキックを蹴る際、膝を

上げる事

 

2.蹴り脚側の腕を、蹴りの進行方向

と真逆に振る事

 

 

ローキックのスピードを上げる為

にはまず、振り下ろす事が大切です。

 

ボールを下から上に投げるより、

上から下に向けて投げた方が

ボールの加速が速いです。

 

当然、重力が働いているからです。

 

ローキックも同様で、

足が着地している高さから

相手の横膝上に向けて蹴るより

 

あらかじめ膝を自分の腰の横ほど

までに上げてから、振り下ろした

方が蹴りのスピードが速くなります。

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また、膝を上げるという

ルーティーンはフェイントにも

使えます。

 

ミドルキック…と見せかけて

ローキックを放てたりします。

参考までに、書いておきます^ ^

 

 

次に必要なのは

「蹴り脚側の腕を、蹴りの進行方向

と真逆に振る事」です。

 

よく初心者や実戦経験が無い方に

見られがちですが、

 

蹴り技を放つ際、両腕がガードの

構えのままだったり、

 

もしくは、ガードの構えすら

疎かにしちゃってたりしてるのを

よく見ました。

 

これは、かなり勿体ないです!

 

確かにガードの構えは空手に限らず

、どの格闘技でも重要です。

 

ですが、蹴り技を放つ際に

両腕でガードしていたら

 

視野が狭まり、相手の動きが

視えなくなり「相手がどんな仕草

(モーション)をしているか」など、

 

視覚からの情報が少なくなって

しまいます。

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ローキックを蹴る際は、

蹴り脚の進行方向と真逆に

蹴り脚側の腕を振ることで、

 

遠心力を利用した素早い蹴りが

生まれます。

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逆に、軸足側の腕は

ガードの構えを解かないでください。

 

実際に相手の攻撃を防いだり、

カウンターを警戒する役割を

担っています。

 

今回書いた、「ローキックの放つ

スピード」を上げる為の要点ですが

 

ローキックのみならず、

ミドルキック、ハイキックを放つ際

にも蹴るスピードを格段に上げてく

れます。

 

繰り返し、練習しましょう!

 

僕も、始めたての頃は

なかなかこの動きに慣れません

でしたが、

 

反復練習をしていくと

動きが身体に染み込み、違和感

が無くなり、素早いローキック

が蹴れるようになり

 

試合でよく有効なダメージを

与える事ができ、勝率が右肩上が

りになって行きました。

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以上で、「効かせるローキックの

蹴り方」については終わりです。

 

パワーとスピードを兼ね備えた

ローキックを身につける為には、

 

「効かせるローキックの蹴り方

①〜③」で書いた要点を配合して

反復練習してください。

 

「思いたったが吉日、その日以降

は全て凶日」…とは若干ニュアンス

が違いますが、

 

新たに蓄えた知識は、

すぐに行動に移す事が大切です。

 

今すぐ、効かせるローキックの

練習をしましょう!

 

知らなければ損する…!効かせるローキックの蹴り方②

前回の記事、

「知らなければ損する…!効か

せるローキックの蹴り方①」

の続きになります!

 

前回の記事はこちら👇

https://daijobuda.hatenablog.com/entry/2020/06/21/053223

 

前回の最後の方に、

「体重の乗った重いローキック」

を蹴るには…という事を

書きました。

 

弁慶の泣き所でローキックを放つ

と、足の甲で蹴るよりパワーは

上がります。

 

しかし、それだけを行なっても

有効なローキックを習得したとは

言えません。

 

まだ、抑えなければいけない要点

があり、それをできていないと

実戦で使えるローキックは完成し

ません!

 

今回は、残り2つの要点について

書いていくので、前回の要点と

配合して実践してください。

 

 

ローキックを含めた蹴り技を

放つ際、蹴る側の脚だけに

意識を置いていませんか?

 

実は、反対側の脚つまり

軸足がとっても大事で、

 

軸足を上手く扱えないと

蹴り技そのものが、

 

自分の弱点となってしまいます!

 

『どういうことよ!?』と

思われたでしょう。

 

蹴り技を放つ際、

一時的に片足立ち状態に

なります。

 

その時に軸足が棒立ち状態では、

体のバランスが取りにくく

 

「蹴る」というより、

「脚を相手に当てる」ことしか

できなくなっちゃいます…。

 

また、此方のローキックに合わ

せて相手が此方の軸足にローキ

ックや、インローを蹴ってきたら

 

軸足が簡単にブレて、

下手すると尻もちついて

しまいます…。

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正直、恥ずかしいです。

知り合いとかに見られた日には、

 

『空手習ってるんだよ』

 

なんて、次から言いにくくなっ

ちゃいます…(^^;;

 

 

軸足の膝は、少し曲げましょう!

「腰を落とす」といえば、

伝わりやすいかもしれません。

 

また、軸足の爪先は

蹴りの進行方向に向けましょう!

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そうすることで、重心が下がり

踏ん張りがとても効くようになり、

 

「体重の乗った重いローキック」

 

に近づきます!

 

いざ、こういった知識を知ると

 

『言われてみれば、結構当たり前

のことじゃん…』

 

なんて、思います。

 

ただ、こういった当たり前の事でも

「強くなるための当たり前」って

案外教わってないものです。

 

僕も当然知りませんでした。

ローキック蹴った瞬間に、

 

カウンターのお見舞いもらってました。

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大会準決勝、決勝の試合など

を戦っている

 

「勝ち抜いてきた選手」

の試合を見て気づいた事を、

 

次からの練習の際に実践したり、

師範に聞いたりしました。

 

そうして実際に形になった

技は、本人の予想以上に相手に

効きます。

 

重心を意識しているか、

意識していないかでは

 

ローキックに関しては

雲泥の差があります。

 

実際に、このローキックを打てる

ようになった試合では

 

終始主導権を此方が握り、

相手は防戦一方でした。

 

 

早速、次の練習から

 

「重心を下げること」

「軸足の爪先の向き」

 

を意識してローキックを

蹴ってみてください。

 

 

すいません!!

 

まだ、ローキックについて

お伝えしたい事がありました!!

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本当に最後の一押しが出せる方法

を、次回の記事で書きます。

 

 

 

 

 

知らなければ損する…!効かせるローキックの蹴り方①

胴回し蹴り、膝蹴り、ハイキック…

「空手の蹴り技は?」と聞かれると

 

最初に思い浮かぶのは、

こういった見栄えのある

技じゃないかな…と思います。

 

ですが、今回はローキックについて

書かせていただきます…!

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先程挙げた、3種類の蹴り技に

比べると見栄えは劣りますが

 

このローキックは、試合の行方

を大きく変える蹴り技です!

 

実際、某空手道場の世界大会で

日本人選手が凄まじいローキック

で一本勝ちをしています。

 

正直、僕も空手を始めたての時は

 

『ローキックとかよりハイキック

とか、膝蹴りとか一本勝ちできる

技使えるようになりたい!』

 

なんて思ってました(^^;;

 

ですが、大会を勝ち抜く中で

効かせるローキックは必須です。

 

自分がローキックを正しく使えない

と、相手のローキックに対しての

警戒が浅くなり、気がついたら

 

自分の脚はボロッボロに

やられちゃってます…。

 

脚がやられると、正直どうしよう

も無いですね。

 

自分の蹴り技のキレが落ちるのは

もちろん、前後左右へのステップ

がとても苦になっちゃって…

 

動くたんびに脚痛い、

ほんと毒沼状態でしたよあれ…(^^;;

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逆に、ローキックを相手に効かせる

ことができれば、試合の主導権は

もうこっちのもんです。

 

突きのワンツーからローキック…

といった連撃はオーソドックス

ですが、とても使いやすく

 

ここからコンビネーションの

バラエティを増やしていくことも

出来ます。

 

 

実戦で勝てない方と実力者の

ローキックには、明確な違い

があります。

 

それは、自分の足(脚)の

どの箇所で蹴るか…です!

 

試合に勝てない方のローキック

を見ていると、足の甲で

蹴っています。

 

足首から先で蹴ると、

力が逃げてしまう…と言えば

想像が付きやすいと思います。

 

数々の試合を勝ってきた実力者

の蹴りを見ていると、

向こう脛(むこうずね)

 

つまり、「弁慶の泣き所」

と呼ばれている箇所で

蹴っていました。

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この弁慶の泣き所で蹴ることに

よって、「体重の乗った」破壊力の

あるローキックに近づきます!

 

今すぐ、ミットにローキックを

蹴り込みましょう!

 

その際、弁慶の泣き所である脛

(スネ)でミットの中心を狙って

下さい。

 

『体重の乗せ方って

なんなんだよタコ野郎!』って

思われたかと思います(^^;;

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実は…弁慶の泣き所で蹴る、だけでは

まだ強いローキックは生まれません!

 

イオナズン覚えてるけど、

MP足りてないドラクエのベビー

サタン」状態です…(^^;;

 

では、ほかに何をすればいいか…?

 

あと2つ、要点があります!

 

次回の記事では、

 

残る2つの要点についてと

今回の要点とを配合した練習方法

についても書かせて頂きます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突きの効果って?

中段突きや上・下段突き等

練習で行なっていますが、

実際組手の際使うんでしょうか…?

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練習の最中、そんな疑問を

抱いてる方も多くいらっしゃる

でしょう。

 

めちゃくちゃ使います!

 

ナルトが影分身使うくらい使います。

 

突きから蹴りへと技の展開

も出来ますし、

突き自体の用途もあります。

 

僕は、突きだけで試合に勝った

こともあります。

それだけ重要性があります。

 

逆に、突きを上手く使えなかった時は、

「あれ?もしかしていじめられてる?」

って思われるくらい

カッスカスにやられてました…(^^;;

 

「突き」とは、言葉通り

相手を拳で突いてダメージを

稼ぐ…だけではありません!

 

①拳で相手の胸部を押して自分と

の距離を取り、「有利な間合いを

確保する」という使い方ができます!

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②下突き(「下段押出突き」ともいう)

では、相手の溝落ちへの攻撃

で、かなりの「有効打」となり得ます!

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突きの練習ですが、

2人で行なうのが理想です。 

 

練習相手にボディミット

もしくはミットを持ってもらい

突いた際の感覚を覚えましょう!

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その際、拳に体重をしっかり乗せて

重たい突きを一発一発正確に

打って下さい。

 

「正確に」とは、拳を硬く握り

人差し指と中指で打つ事です。

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ですが、パワーだけを意識しても

ゆーっくりと突きを繰出していたら

当然、相手に防がれちゃいます…。

 

突きの打ち始めは、

あまり力まないでください。

 

自分の拳が、ミットに当たる直前に

腕の力を入れてください。

 

そうすることで、スピーディー且つ

パワフルな一撃が打てます!

 

そうすることで、インパクトが

生まれます!

突きは、インパクトが大事です!

 

突きの練習を疎かにしている人

は、相手にすぐバレます。

 

突きの練度=実戦での強さ

 

実戦経験が増えていくと、

試合が始まって最初の1分くらい

僕は相手の力量を測っていました。

 

主に、突きの「正確さ」や「拳の重さ」

でです。

 

僕の周りの実力者も、相手の力量を

測る際は、相手の突きを視ていると

おっしゃっていました。

 

それだけ、組手において突きは

重要性があります!

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練度は、技の用途・上昇志向を持ちながら

行なう練習の中で上がっていきます。

 

さっそく練習の際に、

・技の用途

インパク

を意識しましょう!

 

そして、勝ちたい!という気持ち

を持ち続けてください!