変幻自在コンボラッシュ

前回までは、ひとつひとつの

技のレベルアップに関する

記事を書いてきました。

 

各技の要素を念頭において

練習をすれば、

 

技のクオリティは

ぐんぐん上がっていきます!

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しかし、ひとつひとつの技が

仕上がっていっても

 

単調な攻撃しか繰り出さなけ

れば、相手のガードを崩す

ことはほとんど出来ないので

 

自身の体力だけが無駄に削れて

いき、相手にそこを突かれると

もうバタンキューですね…

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コンボとかで相手の隙を

一気に突けたら、かなり

相手にダメージを与える

 

だけでなく、相手の焦りも

煽ることもでき、試合の

主導権を握れます。

 

ひとつひとつの技をつなげて

自分のオリジナルコンボ

かあったらいいですよね〜…

 

「どうすれば、コンボが

 できるようになるんだよ!」

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と思われている方に、

今回はオリジナルコンボ

産み方を伝授します!

 

まずは、一番多く

試合で見受けられている

 

「突きを2回打った(ワンツー)

 あとに蹴り技を使う」

 

というオーソドックスな

コンボを全身が映る鏡の前で

 

(姿見が無ければ、スマホ

などで録画しながら自身の

 

動きが確認できるように

しましょう)

打ってみましょう!

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ワンツー打ったあとに

ローキック…

 

ワンツー打ったあとに

中段前蹴り…など

 

ワンツー含めた3連打だけ

でも、結構な種類のコンボ

があります!

 

ここまでは、空手を習って

いない方でも思い付く

シンプルなコンボです。

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「ワンツーから前蹴り」の

コンボは、最初のワンツーの

間に、

 

相手との間合いを調整して

前蹴りが蹴りやすい距離を

取ることができます!

 

逆に「前蹴りからワンツー」

をしたらどんな利点があるのか…

 

前蹴りが相手に当たった場合、

→自身と相手の距離が離れる

→相手が距離を詰め戻してくる

 

→相手はこちらに向かってきて

 いる為、此方の突きの勢いを

 過剰に受ける

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つまり、「前蹴り」による

ダメージより

 

「前蹴り後の突き」のダメージ

が相手に入るコンボになる

んです!!

 

自分が一番パワーを発揮できる

技をどの順番に持ってくるかで、

 

コンボの用途は自在に

変化させる事ができるんです!

 

まさに、

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これまでの記事でひとつひとつ

の技について紹介しているので、

 

熟読していただき、

自分のコンボのメインディッシュ

を考えながら、

 

姿見の前で思考してみて

ください!

 

次回は、自分が実際に使って

いたコンボを何個か紹介させて

いただきます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一撃必殺の極意③

前回、前々回と

 

「一本勝ちを多く生んでいる

 ハイキック」

 

を構成している要素について

ご紹介してきました。

 

「一撃必殺の極意」はこちらから

Part①👇

https://daijobuda.hatenablog.com/entry/2020/07/06/010805

 

Part②👇

https://daijobuda.hatenablog.com/entry/2020/07/06/184713

 

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前回まででは

一言でまとめるとハイキックの

 

・スピード

・バランス

 

について書きました。

 

しかし、どんなにスピードが速くて

安定した1発を相手に

当てたところで

 

結局その技にこれが無ければ

相手を沈めることは

到底できません。

 

逆に、これを兼ね備えること

ができれば、

 

「必殺」と呼べるハイキック

を蹴ることができます!

 

ハイキックに必要な

バランスとスピード、

そして今回紹介する

 

「パワー」です!

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では、「一本勝ちを生む

ハイキック」のパワーとは

どうやって生み出すのか…

 

ハイキックのパワーを

底上げする要素は、

 

・腰を入れる事

・足の甲または、甲から脛に

 かかる部位で蹴り込む事

          

            +α

 

腰を入れる事や蹴りを放つ際の

腰の動かし方については、

 

ミドルキックの記事で紹介

したので、詳しくはそちらを

読んで下さい。

 

「勝つ為のミドルキック③」👇

https://daijobuda.hatenablog.com/entry/2020/06/27/183454

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「足の甲または、甲から脛に

かかる部位で蹴り込む事」

 

まずこの文を見て、

なんか引っかかりませんか?

 

「または」ってなんだろ…

 

これは、自身と相手の身長差

で蹴りを当てる所を使い分け

ということです!

 

自身が相手より身長で

勝っている場合は、

 

間合いを少しとってから

蹴るようにしましょう!

 

そうすることで、足の甲を

相手の顔に当てやすくなる

からです!

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相手の身長が

自身より低い場合は

ミドルキックを蹴る感じで

 

脛を相手に当てるイメージ

 

を持ってハイキックを

蹴りましょう!

 

重たい一撃が生まれ、

当たると相手の脳を

グラングランに揺らします!

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練習方法ですが、ミットを

 

・自分の後頭部の高さ

・自分の鎖骨程の高さ

 

の2パターンでパートナーに

持ってもらい、

 

後頭部の高さで蹴る時は、

蹴り脚のスイングを大きくし

 

その分、軸足の爪先と

腰の捻りを素早くして

足の甲で蹴るように!

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鎖骨程の高さで蹴る時は、

コンパクトなスイングで

 

脚の脛先で蹴るイメージを

してハイキックの蹴り込み

練習をしましょう!

 

ハイキックの練習前は、

柔軟運動も忘れずにね!

一撃必殺の極意②

前回の記事

「一撃必殺の極意①」

の続きとなります。

 

前回の記事はこちら👇

https://daijobuda.hatenablog.com/entry/2020/07/06/010805

 

 

前回からハイキックについて

書いていますが、

 

正直言って

ハイキックを蹴るときは、

 

片足状態+蹴り脚を上に

上げている為

身体が不安定になります。

 

身体の軸がブレてしまうと、

ハイキックの威力はもちろん

 

ガードや足腰も不安定になり、

ただ相手に

 

ボーナスタイム

 

を与えるだけになっちゃいます…。

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逆に、身体がガッチリ安定

してハイキックを繰り出す

ことが出来るようになれば、

 

蹴り脚と相手の動きに集中する

ことができ、

 

ハイキックが決まる確率

一気に大きくなります!

 

では、どうすれば安定した

ハイキックを蹴ることができる

でしょうか…?

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ハイキック中の身体の軸を

安定させるポイントは、

 

足腰にあります!

 

正確には、

「軸足」と「腰」です。

 

ハイキックを安定して蹴る為の

要素は2つ!

 

・軸足の爪先は真横に据え

 膝を曲げる事

 

・蹴りの際に腰を落とし、

 腰を入れる事

 

まず、軸足の爪先を自身から見て

真っ直ぐにした状態でハイキック

を出してみましょう。

 

身体が左右にブレます…。

例え、体幹が良くても

 

相手から身体や脚に攻撃を

もらえば、

 

此方は大きく揺さぶられ

当たりどころが悪ければ

コケてしまいます。

 

此方がダメージを感じてなく

とも、審判の方からすると

印象は良くないですよね…(^^;;

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軸足の爪先を自身から見て

真横に据え、更に

軸足の膝を少し曲げる事で

 

左右の揺さぶりに強くなり

ハイキックを完結できる確率

が高くなります!

 

ハイキック中の左右の攻撃への

耐性はこれで付きます。

 

では、前後の揺さぶりは

どうしましょうか…

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軸足は安定しましたが、

上半身が浮いていては

 

ハイキック中に

突きや前蹴りをもらった際に

 

相手の間合いに

身体を持っていかされて

しまいます。

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そこで、腰を落として

ハイキックを蹴ってみると…

 

身体の重心が下がり、前後の

揺さぶりに強くなるんです!

 

技のパワーをつけても、

技自体が相手に当たらなければ

意味がありません。

 

その為には、

「どうすれば攻撃が安定するか」

がキーポイントになります。

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今回の記事で紹介した2つの要素と

前回の記事で紹介したハイキック

の要素をブレンドし、

 

蹴り脚側は「膝をハイキックの

 最短距離の軌道上に持ち上げる

 動作」

 

軸足側は、「爪先を自身から見て

真横に据え、膝をクッションの

ように曲げる動作」

 

腰は、「少し空気椅子をする

イメージを持ちながら落とす

動作」

 

同時進行で行えるようになる

まで反復練習しましょう!

 

練習は、

時間より密度です!

 

考えながら、意識しながら

練習してください。

 

次回は、ハイキックのパワー

のメカニズムについて書いて

いきます。

一撃必殺の極意①

空手で一撃必殺といえば、

一本勝ちです。

 

試合で一本勝ちしたら、

カッコいいですよね…!

 

どんな技が、一番一本勝ち

してると思いますか?

 

『ハイキックでしょ!?』

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しかし、

 

『そんなハイキックを

どうやって蹴るんだ…』

 

『ハイキックは蹴らなくても

いいんじゃないの?』

 

などと、考えている方も

いらっしゃるかもしれません。

 

ハイキックを上手く蹴れる事は、

自分の持ち武器が一つ増える事

でもあります。

 

持ち武器の中でも試合を決定

づける…

 

「リーサルウェポン」

 

とでも言っておきましょう!

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ハイキックは、頻度こそ

多く蹴りはしませんが

 

相手のガードが下がった時に、

強い一撃を蹴れるようになれば

試合を制します。

 

逆に、ハイキックを会得して

無ければ

 

せっかくのチャンス(相手の隙)

を無駄にしてしまう…

なんとも勿体ない事をしている

 

ようなものなので、

是非このブログで紹介する

要点を肝に銘じてください!

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ハイキックを蹴る際の要点は、

・蹴りの軌道を最短距離にする事

 

・軸足の爪先は、自身から見て

 真横に据える事

 

・蹴り脚の、足の甲を相手に

 当てる事      

 

・腰を落とし、腰を入れる事     

 

           +α

以上の4点と+αです!

 

まずは、

「蹴りの軌道を最短距離にする事」

 

この要素はミドルキックや

前蹴りとは違い

 

ハイキックならではです。

 

当然のことですが技に

スピードが無いと、

 

どんなにパワーを秘めた攻撃も

相手に躱されますよね…(^^;;

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ハイキックは、

ローキック・ミドルキック

中段前蹴りに比べて

 

蹴りを繰り出してから

相手にヒットするまでの

時間が掛かります。

 

そこで、蹴りの軌道を最短の

直線上でハイキックを繰り出

すことで

 

相手にハイキックが

当たる確率がグーンと

上がります!

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他の蹴りの記事で書いた

「蹴り脚の膝を意識する事」

では、

 

膝も持ち上げる反動を

スピードに変換する事で

 

技のスピードを上げると

書きましたが、

 

ハイキックの場合は、

足の裏の爪先で地面を思い切り

蹴って

 

地面から相手の顔面まで

一気に加速させる

イメージを持ってください!

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基本練習では、

膝を持ち上げてからハイキック

 

を繰り出している道場が

多いですが、

 

実践で使うハイキックの

練習は、とにかく

 

「蹴り脚を最短距離で素早く

 動かす事」

 

を意識して

 

「膝を最短距離の軌道上に

 持ち上げてからハイキックを

 蹴る」

 

動作を反復練習しましょう!

 

相手を飛ばし、沈める中段前蹴り②

「相手を飛ばし、沈める中段前蹴り①」

の続きとなります!

 

Part①はこちら👇

https://daijobuda.hatenablog.com/entry/2020/07/01/182151

 

前回、指先を意識するようにと

記事で書きましたが

 

ただ指先だけを意識しても

蹴りの「当て方」を間違えば

 

突き指等の怪我のリスクが

高くなり、試合どころでは

ありません。

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逆に、前蹴りの当て方を

正しくする為に

 

どのように技を繰り出せば

良いかを理解すれば、

 

怪我のリスクを回避し

試合に集中できます!

 

では、どのようにして前蹴り

を繰り出せばいいか…。

 

前蹴りを蹴る際、

膝を腰の高さ程まで、自身の

身体の前に持ち上げてから

 

突き出すように蹴りだして

ください。

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そうすることで怪我に

怯えずに、更には

 

威力が高く、相手を後ろに

飛ばす前蹴りにまた

一歩近づく事ができます!

 

「なんで、威力まで上がると

言い切れるんだよ!」

 

と思われたことでしょう…(^^;;

膝をあらかじめ持ち上げる動き

 

には、前蹴りの「加速」を

速める要素が含まれています。

 

膝を持ち上げる反動を利用して

身体の重心を蹴り脚に込める

ことができるからです!

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蹴り脚のみに力を入れて蹴る

より、身体の重心を預けた蹴り

 

の方がパワーで勝るのは

当然のことです。

 

ローキック、ミドルキックの記事

でも紹介した、

 

「蹴り脚側の腕を蹴りの方向と

 真逆に振る」

 

という要素をミックスすると、

前蹴りのパワーとスピードを

更に飛躍させてくれます!

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今回の記事で

紹介した中段前蹴りの要素

 

・前蹴りを放つ際、蹴り脚の

 膝を腰の高さまで持ち上げて

 る事

 

・蹴り脚の膝を持ち上げてから

 相手に向かって真っ直ぐ突き

 出すようにする事

 

・蹴り脚側の腕を真後ろに振って

 遠心力を利用する事

 

以上の3点と、

前回の記事で紹介した要素を

ミックスして

 

前蹴りの基本練習の際に

 

「蹴り脚だけでなく、技を使う際

の身体の使い方を意識」

 

して練習に取り組んでください!

そうすることで、

 

相手との間合いを制し、尚且つ

相手を沈める一撃を手にすること

ができます。

 

「間合いを制す者は、試合を制す」

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頑張ってください!!

相手を飛ばし、沈める中段前蹴り①

前回の「勝つ為のミドルキック編」

で、ミドルキックは前蹴りより

 

「牽制」の際に使えますよ〜的な

事を書きました。

 

『じゃあ、前蹴り使わないの?』

という疑問が浮かんでもおかしく

ありません…。

 

ごめんなさい!

使います!

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僕の中では、

ミドルキックによる「牽制」は

 

『自身と相手の距離を

 今以上に縮めたくない時』に

 

使用しています。

 

 

前蹴りによる「牽制」は

 

『一度自身と相手の距離を

 今よりも離したい時』に

 

使用しており、

技の使う目的を明確に分けて

考えています。

 

僕は、これまで何度も大会に

出てきましたが

 

前蹴りを使わない相手は

ほぼいませんでした。

 

それだけ、前蹴りの持つ

有効性は高く

 

前蹴りが使えないと

自分のペースコントロール

が難しくなります。

 

逆に前蹴りで相手との理想的

な間合いの確保や、

 

ダメージを与えられる武器に

仕上げれることができれば

 

試合を思いのままに進める

ことができます。

 

今回は、そんな前蹴り

(中段前蹴り)をどのような

時に

 

また、どのようにして蹴れば

いいかについて書いていきます。

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先に書きましたが、

まず前蹴りは相手との距離を

取る際に使います。

 

僕は、相手がラッシュ気味に

攻めてきたり、自分が一度体勢を

整え直したい時に使っています。

 

「牽制」としての役割の

強さでいえば、ミドルキック

 

より、前蹴りの方が上の印象

があります。

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では、そんな前蹴りを

どのように蹴るのか?

 

まずはどういう蹴り方を

すれば、相手が離れるかを

考えてみましょう。

 

極端な話、足の裏だけで

相手の身体を押しても

 

空手の競技をしている相手

なので、簡単には押し込まれ

ないでしょう。

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まず、足のどの箇所で蹴るか。

初心者にありがちなのは、

 

先程も書きましたが、

足の裏をカカトまで相手に

つけて押し込む蹴り方です。

 

確かに相手と接触している

面積は広いですが、

 

それだと「力が分散してしまう」

と書いたら、イメージが

つきやすいでしょう。

 

相手を飛ばす前蹴りは、

「足裏の指の根元から指先」

 

つまり、足の指裏を立てて

蹴り込みます。

 

そうすることで、力が

一点に集中され

 

爆発的なパワー

を持った前蹴りが生まれます。

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練習の前蹴りと

意識している所が違うと思います。

 

自分も実戦練習で、

師範や指導員の方に教わるまで

考えもしませんでした。

 

次回の記事では、

「相手を飛ばす前蹴り」の

蹴り方について

 

更に掘り下げて書いていくので、

まずは、足の指を意識して

前蹴りの基本練習を

 

行なってみてください。

実際に意識して

 

反復練習をする事が

何よりも大切です。

勝つ為のミドルキック④

「勝つ為のミドルキック」に

関する、最後の記事です。

 

はじめは、「スピード」を上げる

要素に関する続きとなります。

 

「勝つ為のミドルキック」

Part①👇

https://daijobuda.hatenablog.com/entry/2020/06/24/201749

 

Part②👇

https://daijobuda.hatenablog.com/entry/2020/06/26/021033

 

Part③👇(これの続き👍)

https://daijobuda.hatenablog.com/entry/2020/06/27/183454

 

はじめに前回書いた、

「破壊的なミドルキック」を

構成している「スピード」

 

上げる方法をもうひとつだけ

書かせてください!

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ミドルキックのスピードを

上げる最後の要素、それは

 

「軸足」にあります!

 

「効かせるローキック」の

「パワー」を増幅させる要素と

して、

 

「軸足の爪先を蹴り脚の蹴る

 進行方向と同じ向きにする」

 

ということを書きました。

これ、ミドルキックでも使います!

 

蹴りの際に片足立ち状態に

なる為、カウンターで軸足に

 

攻撃をもらえばバランスが

崩れる為〜…という事も

 

「効かせるローキックの蹴り方」

と同じ解釈をしてもらって

大丈夫です!

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「軸足」にミドルキックの

「スピード」を上げる要素は、

もうひとつあります。

 

「ミドルキックを蹴る際、

軸足のカカトを少し浮かせる」

 

軸足をカカトまで着地させて

ミドルキックを蹴った際、

 

軸足の回転が少しぎこちなく

なり、ミドルキックを蹴る際

 

相手の対して与える隙が大きく

なってしまいます。

 

軸足のカカトを少し浮かせる

という行為は、

 

軸足と地面の摩擦面積を減らす

為におこないます!

 

「軸足に潤滑油を塗って

回しやすくする効果がある」

 

と認識した方が、意識しやすい

と思います!

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また、「軸足の膝」は

少し曲げてください!

 

軸足の安定を図る為で、

カカトを浮かすことによって

 

片脚立ち状態の際の踏ん張り

を効かせる事ができます!

 

前回の記事で書いた

「腰を先行して動かす事」が、

 

ミドルキックの「スイング」

(振り)を速くする事に対して

 

「軸足の爪先を蹴りの進行方向

 に向け、カカトを浮かせる事」

 

は、ミドルキックの「スピン」

(回転)を速くする為にします!

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技を撃つスピードが速いと

技が相手にヒットする確率が

上がります。

 

過去の記事でも書きましたが、

技のパワーがあっても

スピードが無ければ、

 

技を撃っている最中は

相手のとって絶好の攻撃チャンス

を与えることになり、

 

自身にとっては、弱点に

なります。

当然、放った技も完結しません。

 

でも、スピードを手に入れる

と、そうはならないってこと!

 

これもう完全に時代来ちゃって

るよね!!

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細かな要点を身につける為に

は、やはり練習にかける時間が

多いに越したことはありません。

 

「破壊的なミドルキック」に

ついて、4Partに渡って書きま

した。

 

このブログを読んでくださって

いる方は、既にミドルキックの

練習を行なっていると思います。

 

軸足をあらかじめ、

爪先を蹴りの方向に向け

膝を少し曲げた状態で

 

ミドルキックを反復して

蹴ってみて下さい!

 

その際は、勿論

腰を先行して動かし、

蹴り脚側の腕を振り込みながら

 

軸足のカカトを少し浮かせ

「パワー✖️スピード」を

意識してください。

 

そうして育てた技が、

実際の試合で上手く働いて

勝った時の嬉しさは

 

とても大きいです!

『勝つ為』に練習している事

を忘れないでください。

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あなたのミドルキックは

進化していきます。